シャンプーの抽象概念を知る

なあ。「何?」本当に髪にいいシャンプーって、ご存じ?「突然ね」前々よりずーっと、不安でさ。「不安?」

ほら、もしや俺だけロクな整髪剤、使わず、不良品使用中なんじゃ?とかさぁ。

「考え過ぎやろ。本当に髪にいいシャンプー?すっげー抽象的じゃん。考えろよ。不良品扱う会社、どこにある?」

まーでも、ある程度、基準は存在すっだろ。「基準?」低評価があれば、高評価あるよーなもの。本当に髪にいいシャンプー、消去法で見つけ出せるんじゃ?

「いや、それ大変過ぎね?すっげー種類が・・・」大丈夫!「え?」本当に髪にいいシャンプーを見つけられ、皆の役に立つ事と思えば、俺に自信つく。

「待て!絶対変!一人、犠牲になろーとしてね?」駄目?「つーか、もし万が一、分らぬ場合どーすんの?」え?

「無理だろーが、全種類集めたと仮定しよう。一個ずつ日々使い、お前に基準付け出来そう?」

まー努力すれば?「感覚的な問題だろ!絶対不可能!」断言?「そりゃなぁ、無茶苦茶過ぎっから」